「2018年 CSR企業ランキング」が発表されました!(東洋経済より)
昨今、企業のCSR活動が盛んになってきています。
2018年6月に、CSR企業ランキングが発表されました。
気になるトップ3は、、、
1位 NTTドコモ
2位 KDDI
3位 ブリヂストン という結果になりました。
では、この「CSR企業ランキング」とは一体何でしょうか?
このランキングの採用データは、
東洋経済が毎年行っている東洋経済「CSR調査」データと、
東洋経済が保有する上場企業財務データから成っています。
2017年6月、
全上場企業・主要未上場企業3685社を対象とし
調査票の回答結果等を基にしています。
1413社(上場1370社、未上場43社)のデータから
「人材活用」「環境」「企業統治」「社会性」の
4分野から評価されます。
CSR分野の4分野の他に、
「財務」(収益性、安全性、規模)も加えランキングを作成しています。
CSR活動の4分野とは、
−「人材活用」
残業時間削減の取り組み
女性役員の有無
LGBTへの対応
新卒入社社員の定着度
外国人管理職の比率 など約45項目
−「環境」
環境担当部署の有無
環境ビジネスへの取り組み
生物多様性保全への取り組み
土壌・地下水の汚染状況把握
水問題の認識 など約26項目
−「企業統治」
CSR活動のマテリアリティ設定
CSR担当部署の有無
相談役・顧問制度の状況についての開示
不祥事などによる操業・営業停止
プライバシー・ポリシーの有無
リスクマネジメント・クライシスマネジメントの体制
など約38項目
−「社会性」
消費者対応部署の有無
社会貢献担当部署の有無
商品・サービスの安全性・安全体制に関する部署の有無
社会貢献活動支出額
NPO・NGO等との連携
ボランティア休暇
SDGsの目標とターゲット など約28項目
項目数や内容などを見るとCSR活動をするだけでは
ランキング上位に入ることはなかなか難しそうです。
これからどのような企業が入賞するか楽しみになりそうです!
ランキングの詳細は東洋経済『CSR企業白書』2018年版に掲載しているので是非そちらもご覧ください。